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トップページ 不動産投資 2017年03月24日

不動産, 空き家

大丈夫?空き家の不動産の購入について

不動産の中には空き家になって数年のものも売られています。物件の中には非常に安く買えるものがあるため、コスト面を考えると魅力的に映りますが、長年誰も住んでないゆえの問題もあります。空き家を買って住むうえでのポイントを見ていきましょう。

家の不備が多いかも!

空き家の不動産で真っ先に不安点として浮かぶのが、家の内装に問題がないかです。何年も人が住んでいないということは家に起きる経年劣化が見過ごされているということです。家に入ってみると床が崩れたり壁の穴が開いていたりと、目に見えた不備が露呈している可能性があります。あまりにも酷い状態だと、リフォームをして原状回復をしなければならず、終わってみれば出費がかなりかさんだということになりかねません。そのため、空き家の購入を考えているなら、不動産会社の情報だけに頼らず必ず自分の足で物件の所在地に赴きましょう。自分の手で家の内装の問題点をまとめたうえで、リフォームが必要ならその費用も整理するなど、住むために必要な全てのステップを踏んだうえでの料金を算出することが求められるのです。

倒壊の恐れあり!耐震面も調査必須!

度々空き家の倒壊に関する問題が話題になっている通り、この不動産を購入する場合は耐震面の不安もクリアする必要があります。こちらも内装と同様に経年劣化は見過ごされているので、家の基礎の部分は弱っていますし、シロアリが巣食っている可能性もあり危険です。これらの問題以外にも2000年以前に建てられた家の場合、当時とは大きく変わった耐震基準を満たしていない可能性が高く、もはや新築時ですら不安を抱えている物件もあります。簡単に倒壊しかねない家に住むのは生命に関わりますので絶対に避けなければなりません。家全体の劣化具合だけでなく、いつに建てられた家なのかなど様々な観点から耐震面について調べていくことが重要です。

土地付きなら解体前提の購入もあり?

前項のように空き家の不動産は居住に関してたくさんの不安がつきまとう物件です。しかし、かなりの安価で売られていることはやはり魅力で、中には土地付きの物件も存在します。そのため、空き家というよりは土地を購入する感覚で買い取るという手もあるのです。土地まで購入できれば当然空き家についてはどのように扱っても問題ないので、解体して新しく利用しても問題ありません。木造建築の家なら安くて60万円近くの解体費用で済むので、空き家自体の価格と解体費用の合算が安いと判断できるなら実践する価値があります。更地にした土地は新築物件建てたり、売りに出すこともできたり自由度が高いのもメリットです。この購入方法は事前に解体費用を調べることが必須なので、事前に業者に相談しておくといいでしょう。

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