投資不動産のいろは
トップページ 不動産お役立ち情報 2017年07月01日

住宅宿泊事業法案!

背景

ここ数年、民泊サービス(住宅を活用して宿泊サービスを提供するもの)が世界各国で展開されており、我が国でも急速に普及しています。一方、民泊サービスに起因した近隣トラブルも少なからず発生しており社会問題となっています。
このため、民泊サービスの提供に関して一定のルールを定め、健全な民泊サービスの普及を図ることが急務となっています。

<出典:「住宅宿泊事業法案」を閣議決定(観光庁)http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000318.html(2017/07/01利用)>

概要

(1)住宅宿泊事業に係る届出制度の創設
[1]住宅宿泊事業※1を営もうとする場合、都道府県知事※2への届出が必要
[2]年間提供日数の上限は180日
[3]地域の実情を反映する仕組み(条例による住宅宿泊事業の実施の制限)を導入
[4]住宅宿泊事業の適正な遂行のための措置(宿泊者の衛生の確保の措置等)を義務付け
[5]家主不在型の住宅宿泊事業者に対し、住宅宿泊管理業者に住宅の管理を委託することを義務付け
※1 住宅に人を180日を超えない範囲で宿泊させる事業
※2 住宅宿泊事業の事務処理を希望する保健所設置市又は特別区においてはその長

(2)住宅宿泊管理業に係る登録制度の創設
[1]住宅宿泊管理業※3を営もうとする場合、国土交通大臣の登録が必要
[2]住宅宿泊管理業の適正な遂行のための措置(住宅宿泊事業者への契約内容の説明等)と(1)[4]の措置の代行を義務付け
※3 家主不在型の住宅宿泊事業に係る住宅の管理を受託する事業

(3)住宅宿泊仲介業に係る登録制度の創設
 [1]住宅宿泊仲介業※4を営もうとする場合、観光庁長官の登録が必要
 [2]住宅宿泊仲介業の適正な遂行のための措置(宿泊者への契約内容の説明等)を義務付け
※4 宿泊者と住宅宿泊事業者との間の宿泊契約の締結の仲介をする事業

 <出典:「住宅宿泊事業法案」を閣議決定(観光庁)http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000318.html(2017/07/01利用)>

まとめ

都市部のシティホテルは稼働率が9割近くとなり、慢性的なホテル不足になっています。
民泊サービスの年間提供日数の上限は180日ですが、厳しい制限などはないためサービスは始めやすくなっています。

なんだか、難しくてよくわかんないですね!

最新の投稿

2023年03月01日

不動産所得の注意点

2023年02月11日

減価償却による節税

2022年12月31日

不動産所得の確定申告

2022年11月04日

投資不動産「利回り」


不動産投資 不動産お役立ち情報 代表ブログ 運営会社 お問い合わせ
© 2016 投資不動産のいろは