相場を確認せずに大変なことに!
不動産のトラブルの原因として例にあがるのが相場確認を怠ることです。どの物件にも相場が存在するので事前に調べることが重要なのですが、これはまめにチェックしなければならないのです。特に現状購入のための予算が足りないので、長期的なスパンで資金繰りをしていこうと考えている人は、なおさら小まめに確認したほうがいいでしょう。相場は常に変化していくものなので、数ヶ月程度なら価格はそんなに変わらないとタカをくくった結果、実際の契約時に話が違うとトラブルになってしまいがちです。景気に影響する時事問題に敏感になったうえで定期的に新聞の折込みや情報サイトを閲覧し、常にタイムリーな物件価格や条件を入手していくことを心がけましょう。
現地確認を怠るのは危険!
不動産の現地確認を怠ることもトラブルの一因になります。不動産の情報は前項のような新聞折込みや情報サイトで気軽に入手することが出来ます。しかし、実際に物件に赴いて得る印象は紙や映像に載っているものとはまた違った感覚で映ります。これにより起こりやすいのが「認識のズレ」です。不動産を直接確認することを面倒だからと見送り契約をしてしまうと、成立後引渡しが行われたときイメージの違いに面を食らってしまう可能性もあります。これが原因でトラブルになっても、既に契約が成立しているうえに自分にも落ち度はあるため、立場的に不利になってしまいます。本業で忙しい人は時間を確保するのが大変ですが、現地訪問は欠かさず行うといいでしょう。
悪質な会社を選ばないように
不動産におけるトラブルが多発しやすいのが、不動産会社との問題です。物件を購入する場合は基本的に仲介を依頼して売主との話し合いを行うのですが、間に入る会社が悪質な場合はトラブルが起こる可能性があります。最悪契約が成立しなかったり、犯罪に巻き込まれる危険性もあるので、会社の選定はしっかり調査したうえで行わなければならないのです。一番分かりやすい調査方法は、会社実績を確認することでしょう。どのようなクライアントと仕事をして、どのような結果を残してきたのかを調べることで、信頼が置けるのか判断することが出来ます。コミュニケーションを積極的に取ってくれる担当者がいる会社はなおいいです。トラブルを未然に防ぎ、有意義な契約をできるような選択をしましょう。